パンの気持ちとプロフェッショナル。 

こんにちは。
今年も暑い日が続きますね。梅雨も短く、四季を感じる時間に変化があるように思います。
パン屋りょうのリョウタロウです。

先日、店舗営業がお休みで、委託販売のパンとご注文いただいた飲食店用のバケットを製造するの日がありました。

パンの種類、量とも普段の店舗営業日より少ない製造でした。恥ずかしいことにやはり。。
パンの状態が良い!小麦の香ばしいかおりと甘いかおり。
サクッとしたクラスト。しっとりとしたボコボコすだちの良いクラム。美味しい。

なぜかというとパンの発酵熟成、気持ちに合わせてパンを作ったということです。
普段の営業日でも、厳しくパン作りをしているつもりでしたが、種類や量に追われて、、、パンを中心とした行程ではなく作業優先になっているということだなと。所詮『厳しくパン作りをしているつもり』でした。

自分の中でもわかっていました。わかっていることほど蓋をしたり気付かないふりをしたり。
今のパン屋りょうの問題の1つです。
種類量を増やすと品質がおちる。本当のパン作りとは?商売とは?自分のエゴになってないか?

最近、経営や材料、パン作り、これから~色々と悩み問題が後回しにしてきた分、一気に出てきている現状です。
しかし、そういう時ほど出会いがあるんだなーと感謝しております。

私たちの悩みや現在今後しないといけないことを相談でき、そしてわかっていただける方々に出会い、アドバイスや勉強させていただいております。
話すたびに頭が下がります。心が揺さぶられます。

これもパンを通して出会えたことです。

その方々の作ったもの「うまい」しかでませんでした。

パンッ!と張った赤や黄皮。中のじゅわ~っとあふれる汁に鼻にぬける香りと口いっぱいに広がる甘みと清涼感。
それともう一つワイルドなほどの香りの緑の葉。『夏』を感じました。
ありがとうございます。